先だって仕事中に怪我をした労災事故で3ヶ月入院していた妻が、車の免許証の有効期限が切れていたのですけど、福岡自動車試験場に妻の期限切れ免許証を更新に行ったら、まさかの対象時間外という事で受け付けしてもらえませんでした。
期限切れ運転免許証の更新
自動車試験場が家の近所にある人なら、ちょっと行ってくるという感覚で行けるでしょうけど、公共交通が少ない地域から、長距離移動しないといけない人には、ちょっと酷い対応です。
自動車試験場で対応している通常の免許更新と期限切れ再発行は全く扱いが違うのですよね。
記事の内容については、福岡県の運転免許更新手続きを元に書いていますが、各都道府県の手続きは、詳細が異なる所もあるので、記事を鵜呑みにせず、事前に自分自身の手続きを確実に確認することが必要です。
運転免許証は、誕生日の前後1ヶ月で計2ヶ月間の更新期間がありますが、長期入院、長期出張、海外渡航などやむを得ない理由で期間内に更新が出来ない場合があります。
うっかり、更新に行くのを忘れていて、運転免許証の期限切れになってしまう人もいるでしょう。
今回の妻のように労災による長期入院で免許更新が出来なかったケースを事例にご紹介していきます。
期限切れ後の再取得について
まず、どのケースでも共通していることは、期限切れ状態なので、手続きが終わるまで無免許運転になるという事です。
今回の妻のようにやむを得ない理由がある場合、半年までと半年以降3年間で再交付の手続きが可能です。
仕事が忙しく、免許証の更新を忘れていたなど、やむを得ない理由が無い場合、半年までと1年までで、手続きすることが可能なようです。(今回はやむを得ない理由についてなのでこちらは簡単に説明)
ただ、やむを得ない理由が無い場合は、半年を過ぎると仮免許までしか取得できないので、仮免許取得後、6ヶ月以内に技能検定と学科検定を受け直さないといけなくなります。
どのパターンの手続きでも共通していることは、原則として更新では無く,新しい免許証の再取得になり、初心者標識免除(要するに初心者マーク)扱いになります。
余程のことが無い限り、転免許証の期限切れになることはないので、備考欄に初心者標識免除が表示されるのは、非常に珍しいかもしれませんね。
運転免許証の再取得に必要なもの
今回の場合、期限切れから半年以内でやむを得ない理由があるケースに該当するので、事前に準備しておかなければならないものを列記しておきます。
- 期限切れになった運転免許証
- 運転免許証の更新通知
- 証明用写真1枚
- 本籍地記載の住民票
- 入院証明書、パスポートのスタンプなどやむを得ない理由が証明出来るもの
以上を準備して福岡の各免許試験センターに手続きに行けば、適性検査と講習を受けるだけで、実技と学科を免除されて運転免許証の新しい交付を受ける形となります。
期限切れ運転免許証の手続き
期限切れ運転免許証の手続きは、例えゴールド免許証だったとしてもゴールド免許センターや遠隔地警察署では、手続きすることが出来ません。
福岡県で手続きが出来る場所は、下記の4カ所です。
- 福岡自動車運転免許試験場
- 北九州自動車運転免許試験場
- 筑豊自動車運転免許試験場
- 筑後自動車運転免許試験場
但し、午前中に行っても手続きは出来ないので、機械の受付が始まる12:30から準備して、受付時間1:00~1:30の間でしか手続きは出来ないので、要注意です。
個人的なトラブル
個人的な話なのですが、最初に問い合わせした電話で福岡自動車運転免許試験場でしか手続きが出来ないと言われ、受付時間も教えてもらえなかったので、午後からの手続きに間に合わず、上記の手続き場所に関する正しい情報を知って、自宅から最も早く行ける筑豊自動車運転免許試験場での手続きとなりました。
運転免許証の問い合わせ内容で、間違った情報を言った方は、公務員としての自覚を持って、きちんと正しい情報を知らせるようにお願いしたいものです。
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