スターウォーズサーガ第1章である本作の魅力は、後のダースベイダーであるアナキン・スカイウォーカーがフォースの申し子として、ジェダイの騎士への道のりを歩み出す最初のお話です。
数奇な運命の下に生まれて運命の歯車が動き出す序章ですね。
エピソード1で最大の見所は、やっぱりアナキンのレースシーンでしょうね。スピーディなレースアクションシーンは、SFXの技術発達により、リアリティな表現でエピソード6の森林地帯でのエアバイクによる戦闘シーンを上回る迫力で画面いっぱいに展開します。
とはいえ、20年以上前の技術で作られているエピソード6の戦闘シーンも、現在の視点で見ても十分に通用するのがすごいところなのですが…
ジェダイマスターのクワイガン・ジンがアナキン・スカイウォーカーの強大なフォースを感じ取り、ジェダイへと導くと言うのがエピソード1の大まかな縦軸ですが、シリーズを通してジェダイ最大の敵、フォースのダークサイドを武器に暗躍するシスの影もすでに世界を包もうとしています。
オビワンケノービもまだ、半人前で、師クワイガンの死を境に運命のレールをアナキンとともに走り出したという感じですね。オビワンが一人前のジェダイとして力をつけていくのは、エピソード2以降の事になっています。
エピソード2に続く
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