かつて、日本を代表する特撮ヒーローと言えば、ウルトラマンと仮面ライダーが代名詞でしたが、今ではスーパー戦隊が一番盛り上がっているのではないだろうかと思います。
ウルトラマンは、盛り上がったメビウスを最後にスクリーン展開をしているせいか、子供達が見るチャンスが少なくなってしまっているし、仮面ライダーは、何故これを仮面ライダーとして放送しているのかと言いたくなるような内容のものばかりで、マンガ展開の仮面ライダーSPIRITSぐらいしか、おもしろいと思うものがありません。
そこに毎年地道に新しい戦隊を送り出しているスーパー戦隊シリーズも、特命戦隊ゴーバスターズで、実に36作品になってしまい、正統なるヒーロー路線を爆走しています。
昨年度の35周年で放映された海賊戦隊ゴーカイジャーに至っては、過去のスーパー戦隊が同一世界でつながりを持つことを設定して過去の集大成的な話になり、盛り上がったのは記憶に新しいですね。
何故、スーパー戦隊は、ここまで毎年期待を裏切らないのでしょうか。
スーパー戦隊は、この36作品、一貫して、基本的な部分を崩してません。チームプレイやカラフルなスーツ。敵の基本構成など、時代背景による変化を受け入れながらも基本スタイルを維持することで、現在の地位を築いたと言っても過言ではないと思います。
基本設定を継承しながら、毎年リフレッシュさせることで、親も慣れ親しんだヒーローを子供達に見せることが出来ています。このような長寿シリーズを延々と続けているのもスーパー戦隊だけだし、孫の代になってもぜひとも続いて欲しいシリーズです。
今年の作品、特命戦隊ゴーバスターズもお祭り状態だったゴーカイジャーの後だけに、厳しい評価を受けそうな気がしましたが、なかなかおもしろい設定を見せているので、今後の展開に期待したいですね。
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