私は、シティハンターが週間少年ジャンプに連載中からのファンで、原作もアニメも観てきた者として、唯一の不満だった部分が、ついに解消できると言う期待を込めた思いで、劇場版シティハンター 天使の涙を観てきました。
唯一の不満というのは、今回劇場版の副題になっているエンジェルダストに関する事と教授の存在でした。前作で教授の登場は、天使の涙(エンジェルダスト)へと続く予感がしていました。
教授って、前作の劇場版「新宿プライベートアイズ」で登場しましたよね。
原作では、ちょこちょこ登場してるのですよね。助手の名取かずえと一緒に。
前作の劇場版シティハンター 新宿プライベートアイズは、現代のテイストを盛り込みながら、従来のアニメ版シティハンターの集大成と言う感じで、楽しめたのですが、ここでアニメ初登場した教授の存在は、シティハンター 天使の涙への布石だったと思います。
髪型は違いますが、前作のラストで掲示版で書き込む金髪の女性は、今回のヒロインアンジーの変装だったのかも知れないとか妄想してました。
ネタバレは、極力避けようと思いますが、まず始まって初っぱなから、思いっきりやってくれました。
「これシティハンターだよね」と思いながら見ているとすぐに登場する我らがりょうちゃんw
後半はシリアスに突っ走るという予測があったので、前半はかなりユーモア溢れるシティハンターならではの展開でした。
新宿を始め、東京近郊の各地で展開されるアクションは、ご当地のリアルなロケーションを取り込んでいることから、予想外のキャラやメカが登場する事になりました。
確かにアニメを制作している会社は、両方ともサンライズですし、まぁ東京近郊でなら出て来てもおかしくは無いですけどね。
でもまさか、制作会社が違うあのキャラがカメオ出演するとは思いませんでした。キャッツアイの絡みかもしれないですけどね。
そうそう、前作の新宿プライベートアイズで、襲撃された喫茶店CAT’S-EYEが修理していますが、修理後の状態が天使の涙でどうなったかも出て来たりします。
今回のシティハンター 天使の涙は、エンジェルダスト抜きで進行させたTVアニメの設定を引き継ぎながら、前作の新宿プライベートアイズをステップにして、原作の最終章へ踏み込むための序章でしたね。
最後のGet Wildがいつもと違うように聞こえると言う話が、舞台挨拶の動画で出ていましたが、私もその感想に「いいね」しておきます。
シティハンターのラストって、冴羽りょう(漢字は獣偏に尞)と香、2人の間に入れず去って行くゲストヒロインと言う構図がお約束ですが、今回はちょっと違うのですよね。海原神が絡んで、いよいよラストへ向けてと言う感じですね。
まだまだアニメ未登場のミック・エンジェルやTV版シティハンター2最終3部作に登場したブラッディ・マリー等の再登場も期待しつつ、次は、早めに続編をお願いしたいなと思っています。
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