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心に残るシーン8「あがいて当たり前だろう!」

スーパー戦隊シリーズも初代のゴレンジャーから35周年を迎えて、基本パターンを崩さずに進化してきた集大成に登場したのが海賊戦隊ゴーカイジャーでした。

過去のスーパー戦隊を同一歴史上の戦いとして扱い、レンジャーキーの力を使って過去の戦隊に変身出来るという触れ込みで、登場したゴーカイジャーですが、各エピソードには、過去スーパー戦隊の役者が数多く、当時の役でゲスト出演してスーパー戦隊35周年記念作品を盛り上げていました。

今では、有名になった俳優も出演していたりと話題もてんこ盛りで、毎回楽しみにしており、名シーンがありすぎて、どれから選ぼうかと迷ったぐらいですが、当時のスーパー戦隊作品に関する関連性が高い展開で、ゴーカイジャーのエピソードにも関与があり、おまけにゲストが有名になった俳優と言うことで選びました。

海賊戦隊ゴーカイジャー第30話「友の魂だけでも」から、ゴーカイブルーことジョー・ギブケンが、出逢った青年科学者に、ザンギャックからの脱走時に、一緒に戦って捕らえられ改造されたシド先輩が、元に戻せないかと問うシーンです。

今回は、超獣戦隊ライブマンを探していたところでジョーとアイムは、バリゾーグを設計した科学者幹部ザイエンが、バリゾーグ量産計画を実行するために能力のある人間を捕らえようとしている場所で、青年科学者大原丈と出逢い、ザイエンが残した設計図を見て、人間に戻せないかと頼みます。

しかし、人間としての能力だけを残し、完全に機械化している事実を知らされたジョーは、自分の心をはき出します。

「バカだった、戦うしかないのに、先輩はもういないとわかっていたはずなのに、一瞬でも救えるかもしれないなんて…」

「バカなんかじゃねぇよ、大事な仲間だったんだろ?だったら人間でなくなろうが敵になろうが、救えるモンなら救ってやりてぇ。悩んで当たり前だろ!あがいて当たり前だろう!なんてな、これは自分に言っているのかもな」

「どういうことだ?」

「昔の話だ、人間を捨てて地球征服を目論んだ同級生がいた。結局、俺たちはあいつらを救ってやることが出来なかった。だから、俺はこの学校に戻って今でもあがいてるんだよ。若さで突っ走った学生が、同じ過ちを繰り返さないようになぁ。それをあいつらも望んでるんじゃないかと思ってな。あいつらの魂だけでも救ってやりたいから」

「魂だけでも…」

このシーンに絡むように科学アカディミアの学生が研究成果の蝶を飛ばすシーンが写りますが、これは、超獣戦隊ライブマンのオープニングシーンへのオマージュですね。

ジョーは、ここで、大原丈がライブマンだったことに気づきます。

このエピソードほど、過去スーパー戦隊のエピソードと絡んだものがなかったので、印象に残ったエピソードですね。

ちなみに、ザイエンの声は、当時ライブマンで敵の親玉、大教授ビアスを演じた中田譲治氏が演じてたというのも要チェックですね。

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