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宇宙戦艦ヤマト2199を見終わって感想まとめ

宇宙戦艦ヤマト2199は、多くのリメイク作品の中でも特に注目してきた作品であり、私が現在に至るまでアニメを好きで居続けた理由となった作品でもあります。

だからこそ、26話全ての話に対して感想を書き続けることが出来たと思うし、往年の宇宙戦艦ヤマトファンの1人として、原点であるイスカンダル編のリメイクは見届けたかったんだと思います。

今回のヤマトに関しては、製作時期の時代背景の違いによるいろんな変更があり、初代作品の宇宙戦艦ヤマトを見ながら育った世代としては、時代に沿った描写に変更されて、良くなった部分、がっかりした部分をそれぞれに感じてしまっています。

全体的な感想では、70点という所でしょうか。前半は頑張ったかなと思ったのですが、ラストの展開が今ひとつな部分があり、前半の高い評価を下げてしまった気がするんですね。

ヤマトのメカそのものに関しては、高い評価をしていますし、敵味方のメカ描写や戦闘シーンに関しては旧来のシリーズよりも出来が良かったと思います。

音楽に関しても、後半の変なオープニングを除き、良かったの一言に尽きますし、何よりも劇中のBGMを作曲した故:宮川泰氏の長男である宮川彬良氏がオリジナルの音源を元に新たに書き起こした曲は、作品世界に見事にマッチしていたものでした。

では、どこが評価を下げた部分だったかというと、まずは強調したいのが、26話に旧ヤマトの旧作全シリーズの要素を詰め込みすぎてしまったのではないかと言うことです。

元々最初の宇宙戦艦ヤマトは、1年かけて52話でやる予定だったものが半年で放送打ち切りという問題に直面し、後半駆け足状態になったという実情がありました。

リメイクするにあたり、旧作で残す部分と削除する部分、新しい要素を加える部分が最大のポイントとなったわけですが、全シリーズを包括するならば、52話で作るべきだったのではと思ってしまいます。

敵の機械化兵を修理して分析するエピソードがありましたが、1年52話という長いスパンなら、面白いエピソードとして見ますが、後半を見てしまうと、あの話を削って、ガミラスの反デスラー勢力とヤマトの会談を沖田艦長のモノローグで終わらせず、シーンとして作るべきだったと思ったりします。

ガミラス星での本土決戦も旧作の物々しい戦闘から一変して、多少ガミラス艦との戦闘はあったものの危機の排除に波動砲を使うだけだったし、イスカンダルから地球への帰路も正直なところ2話かけて出来婚ネタ入れる必要があったのかとか突っ込みドコロ満載でした。

まして、デスラーのラストの扱いもちょっとって感じますし、一番の問題はガトランティスが出てきて、強敵ガミラスの総統を破った地球と言う情報がガトランティスに伝われば、地球侵攻へと繋がるネタになるんですが、今ひとつはっきりせずに終わってしまい、続編への発展があるかどうかと言う部分ですね。

旧作の新たなる旅立ち以降に関しては、正直なところ、やらなくても良いのですが、白色彗星編は、是非ともリメイクさせたいヤマトの完結エピソードだと思いますので、来年公開予定の映画が、ヤマト2199を映画としてまとめ直すのか、続編である白色彗星へと続くのか、気になる問題を残しながら、映画の公開を待ちながら、ひとまずはリメイク版宇宙戦艦ヤマトの感想まとめとしたいと思います。

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