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Movable Typeの改造vol.7 モジュールの利用

Movable Typeの構築もだいぶん慣れてきたせいか、今まで使っていなかった機能を活用していくことが出来るようになりました。

大まかなレイアウト設計をベースに各パートごとの共通項目をモジュール化することで、テンプレートの記述を簡素化し、シンプルなテンプレートでレイアウト修正を合理化しようというものです。

モジュールとは

Movable Typeのテンプレートには、通常のテンプレート以外にパーツを収納するモジュールテンプレートと言う機能がありますが、これは、複数のテンプレートで共通して記述するパーツ部分を一つのテンプレートとして管理し、各テンプレートには、<$MTInclude module="モジュール名"$>で呼び出す事が出来るという便利な機能です。

これは、SSIを使った外部ファイルの読み込みと感覚が似ているのですが、この機能を使うことにより、一カ所の修正で全てのテンプレートに反映できるというメリットを持っています。

具体的な活用

では、実際にどういう使い方をするかというと、ヘッダー部分に固定リンクを挿入している場合、このリンク部分をモジュールとして登録しておくと、リンク先の変更などで修正が発生する場合、モジュール部分だけを修正して再構築すれば、利用している全てのテンプレートで反映されることになります。

カテゴリーリンクなど、パーツごとに登録しておけば、ベースのテンプレート部分は別のサイトでも共通して利用できるなどの付加価値もあるでしょう。

総括

モジュールの利用を覚えていくとサイト作成への負担がかなり楽になります。これなら、SHTMLの拡張子で作っていないものでも固定リンクの修正がSSI同様の効果を発揮するので、覚えておいて損はない機能です。

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