Movable Type関連のセミナーと言うことで今日、福岡市のアクロス福岡で行われた@YMC(現:GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社)が主催する無料セミナーに行ってきました。
このセミナーで、一番の目玉だったのは、Movable Typeを提供しているSix Apart社の技術担当執行役員である平田氏が講師として招かれていたことでした。
第1部Web2.0、CGM等Net業界の動向
この第1部で平田氏より、Blogのルーツについて、現在に至るまでの経緯やBlogの利用率上昇についての詳細な情報に関してのお話が中心になりました。
2006年3月現在のブログ利用者数850万人、現時点のPing送信情報を元にした推移では、1000万人に達しているというお話です。
さてさて、タイトルにあったWeb2.0とCGMについてですが、Web2.0については、現在使われている技術だという表現で説明があり、具体的な内容へは、発展しなかったのですが、現状で出来ることが理解できていないと遅れていると思われると言うことを言われていました。
一方のCGMとは、一般が創るメディアという表現をされており、写真やビデオムービーなどの個人が作成した媒体を公開していくことだと言われています。
そして、Long Tailにより、今まで販売対象にならなかったものに商品価値が出て、市場の拡大にもブログの存在意義があると言うことをおっしゃっていました。
第2部@YMCホスティングサービス
今回の主催者である@YMCの社長によるレンタルサーバーの紹介とパートナー制度の申し込みについてのお話でした。通常の紹介と違い、紹介者が使い続ける限り、利益をもたらすというところに注目していきたいと思いました。
第3部Movable Typeを中心とした製品戦略
このたび、リリースを準備しているMT3.3の新しい機能についての紹介が中心となっての紹介になっていました。中でも注目したい機能がかなり多く含まれていて、3.2からのバージョンアップ点を考慮しても3.3への移行をお薦めしていこうと思います。(ここは、3.17のままですが)
3.3の新機能で特筆すべき点は、
- 管理画面のユーザーインターフェースが使いやすくなって、プレビューリンクが、今まで付いていなかった部分に追加された。
- キーワードタグが挿入できるようになり、プラグインを利用しなくても済むようになった。
- 再構築のプログラムに見直しがされて、軽くなっている。
- カテゴリーのアドレスが指定できるようになった。
- 設置する際の設定であるmt-config.cgiの設定がシンプルになり、簡単な設定で設置できる。
- 投稿記事のインポートが、FTPを使わずにWebからアップできる。
- プラグインを作成する場合、全世界で使用してもらえるように出来る。
- テンプレートを選んで、手軽に切り替えが可能な機能の日本語版がプラグインとして利用可能。
とまあこんな感じの新機能が追加されました。本館の方は、早速ベータ版を組み込んでみようと思います。
また、Movable Typeのように自力で設置するサーバーなどを持たない方へも有料ですが、Type Pad(現:lekumoビジネスブログ)も用意されているので、選択肢としては、いいのではないでしょうか?
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