お客さんの所にサポートしてて、無料セキュリティソフトに関する落とし穴を発見してしまいました。実は、カノデンキの仕事で新品のパソコンを納品していたのですが、翌日に不良品というクレームが入りました。
クレームの内容は、買ったばかりのパソコンが、固まって動かなくなったと言うものでしたが、納品後にお客様が無料のセキュリティソフトをインストールしていまして、ここに大きな落とし穴があったようです。
基本的に納品したDynaBook(記事の掲載時には東芝DynaBook)には、ウイルスバスターの30日無料体験版がプレインストールされていますが、複数のセキュリティソフトが同じパソコンにインストールされていると動作に不具合を生じる場合があるので、通常なら不要な方を削除する必要があります。
大手の著名なセキュリティソフトなら、インストール時に誤動作する恐れのある他社のソフトは、削除しても良いかという確認メッセージが出た後に削除をしてくれるのですが、無料の無名なセキュリティソフトには、こういった親切な機能は搭載されていません。
従って、お試し版のウイルスバスターを残したまま、無料のセキュリティソフトをインストールした結果、動作不具合を起こしてしまったようです。
お客様に状況を説明し、パソコン製品の不良でないことを理解してもらった上で、対処しました。
別件では、無料のセキュリティソフトを使っていたお客様がJ-COMがマカフィをタダで使えるようにしたので、載せ替えたところ、トロイの木馬にかなりやられていた状態だったという事で、マカフィでも駆除出来ず、初期化して対応しました。
いくら無料でもトロイの木馬を発見出来ないなら、意味がないというオチですね。結果かなりの作業料を頂いたので、ただより高いものはないという良い例ですね。
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