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10年前の交通事故

10年前の元旦、日付変更線を超えて、新年を迎えてまだ1時間ぐらいしか経っていない時間に、私は正月早々、自損事故による交通事故を起こしました。

さすがに、おめでたい気分の元旦に書くネタでは無いので、元旦に書くのは控えましたが、ちょうど10年経って、当時の事を振り返ってみようと思い記事にします。

まだ、物流会社に勤めていた頃の話で、12月31日は夜勤でコンピュータの締めとか早々に終わらせて、普段の夜勤よりも早く帰宅する通勤帰りの話です。

当時、ちょっと精神的に荒れている時期だったのですが、会社で一人寂しく新年を迎え、コンピュータの電源を落として、会社から帰る時、気分転換に志賀島でもドライブして帰ろうかと思ってしまったのが運の尽きでした。

ちょうど、世間を騒がせた3人の子供が亡くなった事故現場のすぐ手前です。長い直線から急に緩やかなカーブになっている場所があるのですが、忙しい年末の仕事疲れと寝不足で、長い直線でスピードを出したまま、一瞬居眠りをしてしまったのですね。

時間にして、ほんの2~3秒だったと思いますが、ハッとした瞬間に目の前に迫ったのは、中央分離帯の所に立っているポールでした。

接触してもたいした傷にならない柔らかい材質なのですが、スピードも出ていて、瞬間的にぶつかりたくない一心で、急ハンドルを切ってしまい、車がものの見事にスピンしてしまいました。

新車購入後、初めての車検前で、タイヤもグリップが弱くなるほど、溝が無くなっており、スリップするのに条件が重なってしまいました。

車は回転しながら橋の欄干に前も後ろもぶつかって大破。私は気を失い、救急車の中で目を覚ます始末です。

おかげで、新年早々、膝の半月板損傷による内視鏡の手術と入院で3ヶ月ほど会社を休む羽目になってしまいました。

未だにあのときのシビックは、戒めのためにインターネットのプロフィール画像などに使うなど、違う車に乗っている今でも、過去に乗りつぶしたどの車よりも思い入れのある車となってしまっています。

ホンダがシビックの生産を中止した時は、誰よりもショックでしたし、未だに現役で走っている同型車を見ると、あの事故さえ無ければ、うちも未だにあの車を愛車としていたのだろうなと目で追っている自分がいます。

あれから10年、自分の中で一区切りをつけて、今、自分が抱えているモヤモヤと一緒にこの気持ちから卒業しようと思っています。

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