宇宙戦艦ヤマト2199は、旧作から無駄を省き、矛盾点の解消や新しい要素を加えるという方向性で作られているようで、3話ですでに宇宙に出たところから始まります。
土方や徳川太助の登場から思ってたんですが、今回のヤマトはある意味ずるいですよね(笑)
イスカンダル編が終わっても先を作れる伏線をしっかりと展開しているんですから。
前置きが長くなりましたが、第3話は、旧作でそれぞれ1話ずつ使って描いていたワープと波動砲を駆け足で、1話にまとめたせいか、このエピソードでそれぞれに活躍した艦載機のシーンがカットされ、波動エンジンを初めて搭載した戦艦がイスカンダルに向かう為に必要な条件のクリアに絞られています。
ワープテスト前の艦載機戦闘カットは、時間的な余裕が出来たためか、土方と山南が宇宙戦艦「キリシマ」の艦橋から見送るシーンが追加され、沖田と土方の関係も続編への伏線と思ってしまいますね。
残念なのは、艦載機の戦闘がカットされたので、被弾した山本機を古代が誘導するというシーンがカットされたのは残念ですが、旧作の山本というキャラクター自体が、いなくなってしまったので仕方ないかもしれません。
その代わり、波動砲のシステムとか、ヤマトの主砲がショックカノンと実弾を切り替えて使える設定などが、新しい要素として出てきたり、アナライザーの扱いが変わってたりと、時代を反映した物に仕上げてあるようですね。
確かに昭和49年と今では、科学技術の水準も違うし、当時から突っ込みの入っていた矛盾点の解消もしないといけないしって部分にウエイトが置かれているのは確かです。
そこで思うのは、今のアニメ世代にヤマトは人気が出る作品として、受け入れられるのでしょうか?
ヤマトのドラマって、今の世代に知っていて欲しいから、見て欲しいんですよね。旧世代のファンからのお願いです。
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