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宇宙戦艦ヤマト2199第15話「帰還限界点」

宇宙戦艦ヤマト2199の話も第5章の内容に突入し、ストーリー的にもかなり佳境に入ってきた感じのする出足でしたが、ガミラスという星間国家の支配力を見せつける演出は、数あるヤマトの敵の中で一番すごいものに仕上がってました。

ガミラスに属していながら反旗を翻した星に対し、鎮圧する親衛隊の艦隊が圧倒的な勢いで、星を壊滅させるシーンは、かつて、さらば宇宙戦艦ヤマトで冒頭に描かれた彗星帝国の侵略攻撃を遙かにしのぐものでした。

そして、ヤマトもガミラスも旧作のように敵と戦うだけでなく、内部でうごめく不穏分子の影やヤマトの中で意識が覚醒し、乗組員に意識を憑依したユリーシャのネタが、ちらちらと見え隠れしだして、12話で伏線回収しだした部分が、本格的に動き出した感じがします。

旧作では、話数的には、ヤマトクルーにスポットを当てた個人エピソードが続くんですよね。今回の話に出ていたビーメラ星では、アナライザーの人間的な感情を描いてましたし、相原通信士がノイローゼになったり、真田副長が義手義足と言う過去を古代進に語ったりで、艦隊決戦よりも人間ドラマに重点が置かれてましたよね。

今回は、個人よりも組織に比重を置いた人間関係が目立っていて、個人的なものは、シーンで見せていくという形になってます。

冒頭での圧倒的物量による反逆星の鎮圧は、後半のヤマトとドメル艦隊との戦闘における圧倒的物量戦による戦闘を、より絶対的な力として見せる演出だったのでしょう。

そして、戦闘中のドメル艦隊に起こった意外な展開は、旧作宇宙戦艦ヤマト2のオマージュ的な内容でした。

もちろん、旧作でもヤマトへの攻撃中止に関するエピソードは存在しますが、旧作のドメルよりも宇宙戦艦ヤマト2のデスラーがヤマトを仕留め損なった時のエピソードの方が似ている展開だと思います。

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