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宇宙戦艦ヤマト2199第18話「昏き光を超えて」

旧作とかなり方向性が離れだして来た宇宙戦艦ヤマト2199ですが、ヤマトが自力で遅れを取り戻すという設定が、ワープゲートを使うというスターウォーズみたいな展開になってきましたね。

今回のエピソードは未知なるゲートがどこに繋がっているのか、飛び出した先に何があるのかという偵察に始まるものですが、ガミラスの大艦隊が集結しているという設定が、実は後の旧作で疑問視されていたガミラス本土決戦時の艦隊不在を定義づける事になってきてますね。

イスカンダル人ユリーシャが乗組員に憑依している事もヤマトクルー側に伝わり、ゲートを使うための情報も提供され、行きも帰りもゲート利用かと思われてましたが、旧作でのバラン星と言えば、人工太陽落下による基地消失でドメル失脚の原因となった星です。

今回は、ガミラスの大規模な移動拠点となっていて、デスラー総統暗殺に絡み、1万を超すガミラスの主力艦隊が集結中という中にヤマトが飛び込んでいく、一見あり得なさそうな特攻でしたが、艦隊が戦闘態勢ではなく密集していて思うように反撃できなかった事でうまく切り抜けるというワクワクするような戦闘でした。

デスラー暗殺劇は思わぬゲールのデスラー忠誠心が出て首謀者を射殺という形で収束するのですが、ゲールは旧作とはちょっと扱いが違ってきてる感じですね。

やはりバラン星と言えば波動砲でしたが、今回はマゼラン側のゲートを背にしての波動砲発射は、敵艦隊に対してではなく、バラン星のゲート制御用中枢に向けての発射でしたが、ここで注目は重力アンカーを切って、波動砲の反動を利用したバックでマゼランゲートに飛び込む展開です。

宇宙戦艦ヤマト2で、デスラーに閉じ込められた空洞惑星ごと破壊されそうになったヤマトが同様の手段で、危機を脱出する展開があったのですが、そのオマージュのようです。

ヤマトはマゼランに達して、ガミラスの大艦隊は、ゲートを潰され、追撃不可能というガミラス本星が手薄になるというラストでした。

そして、旧作からのファンは、いよいよドメルとの決戦を期待しつつ、ラストスパートを見逃せなくなってしまうのです。

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