宇宙戦艦ヤマト2199の物語も今回を含めて残り5回となり、ラストに向けてガミラスとイスカンダルの関係など、今回の山場となる設定がどんどん出てきてます。
ただ、今回の冒頭で艦長日誌への録音という形で進行したガミラス反政府勢力との会談などが沖田艦長のモノローグで処理されており、いささか消化不良気味です。
前回の話で脱走した伊東のエピソードを入れるぐらいなら、今回の冒頭会談をシーンとして作り込むべきだったと思います。
ただ、会談の内容が今後のネタバレに繋がるような話になるかも知れませんが、伏線としてうまく活用すれば良かったのに、時間的な制約からでしょうか、流してしまってもったいないと感じました。
ガミラスとイスカンダルが二連星だという事実は、ヤマトがイスカンダルに到着する前に発覚したり、かなりラスト前の情報が公開され、沖田艦長の病気もかなり進行してラストへの布石となったようです。
収容所から解放された囚人に紛れて藪機関士がヤマトを見送っていたのは少し笑えましたが(笑)
メルダが連絡将校としてヤマトに乗り込んだのもラストに向けての伏線でしょうけど、雪の救出と絡んでいるかもしれませんね。
ヤマトの長い旅で艦内でも男女関係が出来上がってきた感じですが、中でも航空科の面々が良い味を出してくれてるのが和みます。
ドメルの国葬でデスラーが演説するシーンって何故か機動戦士ガンダムのガルマ国葬でのギレン演説を思い出してました(笑)
そしてついにヤマトは最後のワープを終えて、到達した場所で流れた音楽。旧作ではさらば宇宙戦艦ヤマト音楽集にあったデスラー襲撃が流れ、ガミラスの攻撃を予測させるものでしたが、遠距離からのデスラー砲を発射する要塞がヤマトに立ちはだかると言うラストは、次回からの最終決戦が、旧作と違うガミラスの未来を予想させてました。
しかし、今回の話は国葬のシーンとか、ラストに長距離砲の発射で終わるとか、機体を赤く塗装するとかガンダムのネタが満載だったのが笑えました。
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