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転生したらスライムだった件1(GCノベルズ)の感想

2013年から「小説家になろう」に投稿された「転生したらスライムだった件」ですが、WEB版から書籍化に伴い、加筆修正をした結果、話の展開が違ってきた書籍版最初の1冊目「転生したらスライムだった件1(GCノベルズ)」の感想です。

ベースとなるWEB版のオリジナルからスタートした作品であり、書籍版1巻目は部分的な描写の加筆や修正などはありますが、プロローグの出だしだけチェックするとごく一部で表現と断定発言を濁す発言に変更などの改訂はみられたもののほぼ、同一文章でのスタートでした。

そもそも私自身、アニメ版第1期が初見で第2期の製作決定情報から先行して、転生したらスライムだった件のWikipediaを読んだ情報がきっかけに、小説家になろうでWEB版を読んでラストまでとその後編である外伝を読破し、漫画版と漫画の外伝を読み漁って小説書籍版を購入しようとは思っても見なかったのですが、きっかけはアニメ版第2期を見ていての演出のまずさでした。

中途半端に原作からのセリフをそのまま流用しているのですが、そのセリフの対になる描写が省略されているので、意味が通じないセリフになっているとか、時間配分の絡みでシーンをカットしている割にオリジナルのギャグシーンを入れてるけど、くだらないので原作を大事にしろと思ったりとかで小説版をしっかり読んだ方が良いなと言う考えに至りました。

1巻は最初という事もあり、作品を知らない方のためにプロローグだけちょっと解説しておくと冒頭でサラリーマンだった主人公リムル(人間時の名前は三上悟)は通り魔にさされて死んで異世界に転生したらスライムになっていたと言う典型的な「なろう系」「異世界もの」に属する作品です。

転生したらスライムだった件の特徴としては、魔物に名付けを行うと自分自身の魔素を魔物に与えることになり、魔物が強い上位種に進化するとともに名付けをしたものとの主従関係で結ばれるようになると言う設定があります。

リムル自身も転生した世界で最強と言われる竜種の1体「暴風竜ヴェルドラ」に名付けされたことと異世界からの転生だったことで弱い魔物であるスライムのはずが人間時代の知識も手伝って最弱の部類だったゴブリン達を手始めに仲間と魔物の村を作っていくところが大まかな1巻の内容です。

リムルの仲間たちは、1巻だけではまだ初期のメンバーさえも揃ってない状況ですが、「転生したらスライムだった件」でリムルが目指そうとしているものは1巻から既に掲げられていたことがわかります。

最初にも書いたように冒頭は、WEB版そのままというイメージが強く、なにも違和感が無かったのですが、なにやら、書籍版には追加されたミニ外伝であるゴブタの大冒険が意外にも面白く、外伝としてそのうち映像化をして欲しいと思ったのは私だけでしょうか?

いや、願わくばゴブタの大冒険に出て来た話やキャラクターが、書籍版の後半に絡んできても良いかも知れないですね。ゴブタが進化前から外観が変わらない理由とかだったら良いなと思ってたりします。

第1巻は序盤として多少表現の違いはあるもののWEB版を踏襲する形になっていますが、世間からの情報と私が書籍版を購入するきっかけになった軌道修正が不可能なぐらい変更がある事やWEB版から増えていたり、活躍している多くの登場人物などを追っかけながら読むのも楽しいかと思います。

2巻以降もWEB版の大きな流れと書籍版の進行状況を比較しながら書いていく予定ですので、興味を持たれた方は是非この機会に読んで見て下さいね。

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