この巻数から、アニメ化以降の展開になるので、アニメしか見ていない方にはネタバレ要素を含みますが、コミックが丁度、このあたりの展開で、お話的には私の好きな部分を掲載している転生したらスライムだった件7(CGノベルズ)の感想になります。
私個人としてもヒナタとの和解や、ディアブロが本格的に強さを発揮すると言う意味でも、転生したらスライムだった件第3期アニメ化も期待して、楽しみな展開のエピソードとなっています。
ちょうどアニメ版の第2期で、転生したらスライムだった件6(CGノベルズ)までが終わったわけですが、転生したらスライムだった件7(CGノベルズ)では、残ったファルムス王国の問題と、これまで当面の敵キャラだった魔王クレイマンに変わる新しい敵対者となった七曜の老師の暗躍が絡み合い、WEB版では、魔王ルミナスの腹心と言う立ち位置だった七曜の老師達が、敵に回るという展開でかなり変わってきました。
聖騎士達とリムル配下の対峙もWEB版のように一度全員が、リムル配下の魔物達に惨敗するという展開がなくなり、代わりにファルムス王国に絡む七曜の老師の陰謀、ルミナス教と魔王ルミナスの関係、ヒナタと魔王ルミナスの主従関係など、各キャラクターの役割が微妙に違ってきていますね。
特にWEB版では、古くからの悪魔と言う漠然とした設定だったディアブロが、原初の悪魔と言う新しい設定を追加されたことで、受肉して現世での上限である上位魔将、そして進化の例外で上位魔将から受肉して悪魔公に進化と付随する設定などが、進化系統の面白さを追加していますね。
WEB版では、聖騎士との交流と和解のみだった部分が、ロッゾ一族と七曜の老師を敵に仕立てたことで、魔王ルミナスとルミナス教の重要性が、WEB版に比べてかなり増していて、魔王ルミナスのキャラが結構気に入っている私としては、中々面白く読むことがで来ました。
ヒナタの性格もWEB版に比べ、リムルに対するツンデレな態度とか、7巻からの展開は見逃せなくなってきますね。このあたりから、書籍版のオリジナル要素が楽しみになってきている今日この頃です。
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