宇宙戦艦ヤマト2199もガミラス艦隊との艦隊戦による損傷など、いよいよ後半の佳境に向けて、過酷なたびの演出が増えてきましたが、その中でも気になっていたヤマト乗組員の言動による伏線のエピソードがついに動き出しました。
ヤマトは、ガミラスのドメル艦隊との戦いで損傷した部分の修復と水などの補給のために、地球型の惑星ビーメラ4に立ち寄る中で動き出したヤマト内部のイズモ計画の影。
旧作でもイスカンダル星において、藪機関士を筆頭に雪を人質に取る乗組員内乱の話はありましたが、今回のエピソードは旧作でのエピソードを前倒しにした形になったようです。
かねてより、うさんくさい言動が目に付いた保安部長の伊東が、イズモ計画の人類移住先としてビーメラ4が最適であると考え、反乱を起こすというのが今回のメインでしたが、予想外の展開と何となくあっけない幕切れでした。
ただ、反乱時に古代進がビーメラ4の調査に出かけており、こちらでもイスカンダルのネタでかなり進展があるので、艦内の反乱騒動は、島大介や山本など、キャラの役割分担で複数の展開をこなしてる感じでした。
個人的には反乱鎮圧に至る流れが、後半の数分であっという間に解決するというあっけなさで、何か拍子抜けしてしまいました。
今回のエピソードは、むしろメインで展開していたヤマト内部のクーデター騒動よりも、古代進が発見した異星人の廃墟で発見した波動コアの方が先に続く伏線として、重要なシーンだったと思います。
岬隊員に憑依したユリーシャが、今後に繋がる重要な話をちらほらとし出しているのですが、聞いている周囲の乗組員を巻き込んでどのような展開になるのかも今後の楽しみになってきてます。
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