仕事で、売上を上げたい気持ちはよくわかります。私だって、より多くの収入に繋がるから、日々の売上は大事です。でも、でも修理で済む商品を買い換えさせるのは、どうかと思うのです。
今日のパソコン納品先には、不具合の起きたWindows7のノートパソコンがありました。システムの起動不良です。
ちょっとしたメンテナンスで、修復可能な状況でした。しかし、その営業マンは残念ながら、お客さんにだめと言ってしまって、新しいパソコンを手配していたのです。お客様の立場からすれば、出費が安くなるのだから、修理という選択を望んでいたはずです。
目先の売上にとらわれて、長い目でお得意様を逃してしまうことになりかねません。
いつもお客様に一番良い選択をしてもらえれば、必ず次も利用してくれます。リピーターを増やすもなくすも、自分本位の売上を上げないと言うことを考えて行かなければならないと思います。
2022年2月6日追記:既に修理という概念が、家電やパソコンの分野から無くなりつつあります。昔見たアニメで失われた修理技術に驚愕する異星人と言うシーンがありましたが、当時の人達は、30年後の未来に起きる現実だったと誰が思ったのでしょうか。
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