アップル社の携帯端末向け次期OSであるiOS6の仕様に関する情報が、ニュースで流れていました。ニュースソースの情報によると音声操作機能「Siri(シリ)」の新バージョンとGoogle Mapに代わる独自の地図アプリが搭載され、ナビゲーション機能や交通情報などカーナビの機能も搭載するようです。
これまでもアプリで対応していたiPhoneにカーナビの機能が標準で搭載されると言うことは、多くのiPhoneユーザーがカーナビが無くても同等の機能を利用することが出来ると言うことです。
かつて日本が得意としていた家電事業が、どんどんパソコンやモバイル端末のアプリケーションに取って代わられようとしています。
カーナビゲーションの市場もスマートフォンのナビゲーションアプリを使う人が増えたせいで、徐々に減少しているそうです。拍車を掛けるように自動車メーカーも音声操作機能「Siri(シリ)」対応の車を市場に投入しようとしています。
いつの日か、スマートフォンが車のキーの役割も果たすような気になるのは、思い過ごしでしょうか?
必要なハードを作るのではなく、必要な機能を持ったアプリケーションソフトを組み込んでいくというスタイルに、市場が代わりつつあります。
カーナビの市場だけではなく、過去に一世を風靡したアイテムもいずれは、こういったアプリケーションとして再スタートしそうな気がします。
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