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心に残る名シーン13「カミーユ、宇宙へ…」

今では内容を見てなくてもその存在を知らない人がいないと言うほどのロボットアニメとなったガンダムですが、1980年代初頭、ガンプラブームがきっかけとなり、再編集版の劇場公開など、ガンダムの本放送から数年はガンダム熱がかなりオーバーヒートした時期でした。

後発のロボットアニメもガンダムを模した作品が乱立し、リアルロボットアニメという言葉まで登場し、アニメジャンルの1カテゴリーを作ってしまいました。

そして、ようやくガンプラブームが作品に登場したモビルスーツだけでなく、設定からデザインを起こしたオリジナルの派生機までラインナップに登場するようになるとファンの間では続編への期待が高まっていき、ファーストガンダムから7年後に初めて登場した続編が「機動戦士Ζガンダム」でした。

通常の番組の続編とは違い、リアルな派閥関係の問題から、組織が分裂するという舞台設定が作られ、敵味方双方に同一の機体が配備されたりと、益々現実世界のような展開になってきました。

主人公が当初乗っていた機体も初代RX-78をリメイクしたガンダムMarkIIと言う機体が登場し前半の主役機として活躍していましたが、お話の展開で地上に降りていた主人公が敵の強化人間(人工的にニュータイプのように戦える戦士を投薬で作り出した)と接して敵味方として戦闘になるという場面でした。

前作での主人公アムロ・レイも参戦し、アムロとララァの再来のように敵フォウ・ムラサメと共感するカミーユにかつての自分を見るアムロ。

傷つきながらもカミーユを宇宙に戻すためにブースターを用意するフォウの行動を後押しするようにアムロはカミーユに言います。「人の善意を無視する奴は一生苦しむぞ!」

ブースターにとりつき、準備するカミーユに傷つきながらフォウは「カミーユ宇宙へ…サヨナラ」と1人別れの言葉をつぶやきます。

ブースターで上昇するガンダムに乗るカミーユは「これで良かったのか、フォウ!」と叫びながら、宇宙へと脱出していくのでした。

「機械を使うな!目を使え、バリューとを使ってギリギリまで降下、ガンダムを引っかける!」ブライト艦長さすがです!相変わらずの指揮ッぷりに惚れ惚れしちゃいます。

バックで流れる挿入歌「銀色ドレス」を歌う森口博子さんは、Ζガンダムの後期主題歌がデビューシングルですが、TVでオンエアされたのはB面だったこの挿入歌の方が先ですから、事実上のデビュー曲ですよね(笑)

森口博子さんにとっても記念すべきエピソードだったはずと最後に添えておきます。

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