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転生したらスライムだった件3 (GCノベルズ)の感想

現在発売されている書籍の19巻までは、全部読み終えて13.5巻の短編小説を残すのみとなりましたので、転生したらスライムだった件3 (GCノベルズ)の感想から読書感想を再開したいと想います。

魔物の国の主となったリムルが、遂に魔王達と遭遇して今後の運命を変えて行くターニングポイントとなるお話が展開します。

注目すべきは、人間国家との新しい関係を築き上げていく「魔物の国テンペスト」の誕生と発展に引き寄せられるように集まってくる人々が、数多く仲間になっていくことでしょう

そんな中でもアニメ版で思いっきり省略されてしまった商人集団である犬頭族(コボルト)のコビー君や後にテンペスト最強軍団の一角をなすことになるゼギオンとアピトの登場エピソードも注目したいところですね。

小人族(ハーフリング)と魚人族(アーマン)など、アニメでは作中に登場しない庇護下の魔物も登場するので、アニメでももう少し種族をどうにかしてほしいとは思ってしまいますね。

ミリムは、アニメほど登場時におバカキャラではなく、上位魔人全員に名付けをすると言うリムルの考えられない所業に、魔王らしい考えを示したりという内容も盛り込まれています。

こういう部分を省略するから、アニメ版はミリムが安っぽく見えてしまうのですよね。

カリュブディス戦は、当時のリムルとミリムの力の差をはっきりさせるだけの登場かと思いきや、後にも重要な力量の目安として扱われるのですよね。

3巻に登場したキャラは、後の強さの基準となるキャラもいるので、個々の力量を考えながら、戦力差を比較していくのも作者の意図するところみたいでおもしろかったですね。

徐々に魔王たちの力関係やリムルとの関係が明確になり、思惑が動き出す中で、新しい友好関係の伏線で、3巻の物語は終わります。

個人的にはゼギオンとアプトの登場エピソードあたりの描写が好きなので、転生したらスライムだった件のお話も最終章に突入している現在、終盤の展開に3巻のzゼギオンとアピト登場の理由が、語られることを期待している今日この頃です。

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