日本のアニメーション史上に変革をもたらし、アニメブームの火付け役として、アニメーションの存在感を高め、昭和世代の人なら誰でも知っていると言われるアニメーションの代名詞が宇宙戦艦ヤマトです。
1974年のシリーズ開始から、TV、映画と続編も登場しシリーズ化されて、主題歌シングルだけでなく、劇中のBGMもサントラ盤がヒットして、現在のアニメの基本スタイルを作ったと言っても過言ではないかもしれません。
その宇宙戦艦ヤマトのファーストシリーズをリメイクしたのが、宇宙戦艦ヤマト2199なのです。
旧作との違い
旧作のオリジナルである宇宙戦艦ヤマトを知るファンにとっては、旧作での矛盾点を踏まえた上で、どこが変わったのかと言うことも宇宙戦艦ヤマト2199を見る上で、重要なポイントになるので簡単にまとめてみました。
- ナレーションを効果的に使っていた旧作と違い、ナレーション無しでストーリーを見せている
- ヤマトが戦艦大和を改修したものではなく、沈没した大和の残骸に偽装している。
- 大マゼランまでの距離を現代の情報に修正
- ヤマトの全長が263mではなく、363mとなる。(改修ではなく新造しているため)
- 乗組員の人数が大幅に増えている。特に女性が森雪以外にも多数乗艦
- クルーの役割分担がより明確になり、24時間3交代を基本とした交代要員
- 旧作続編(さらば宇宙戦艦ヤマト)以降に登場した設定の前倒しによる矛盾の解消
- 肌の違うガミラス人の扱いについての新規設定
- 艦載機がブラックタイガー→コスモファルコンへ変更(シルエットに名残はあるが現行の戦闘機に寄ったデザイン)
宇宙戦艦ヤマト2199放映レビュー
各話数ごとに感想を書かせてもらってます。レビューを読んで、宇宙戦艦ヤマト2199の世界観が深くなれば幸いです。
話数 | サブタイトル | 先行上映のタイトル |
---|---|---|
1話 | イスカンダルの使者 | 第1章 遙かなる旅立ち |
2話 | 我が赴くは星の海原 | |
3話 | 木星圏脱出 | 第2章 太陽圏の死闘 |
4話 | 氷原の墓標 | |
5話 | 死角なき罠 | |
6話 | 冥王の落日 | |
7話 | 太陽圏に別れを告げて | 第3章 果てしなき航海 |
8話 | 星に願いを | |
9話 | 時計仕掛けの虜囚 | |
10話 | 大宇宙の墓場 | |
11話 | いつか見た世界 | 第4章 銀河辺境の攻防 |
12話 | その果てにあるもの | |
13話 | 異次元の狼 | |
14話 | 魔女はささやく | |
15話 | 帰還限界点 | 第5章 望郷の銀河間空間 |
16話 | 未来への選択 | |
17話 | 記憶の森から | |
18話 | 昏き光を超えて | |
19話 | 彼らは来た | 第6章 到達!大マゼラン |
20話 | 七色の陽のもとに | |
21話 | 第十七収容所惑星 | |
22話 | 向かうべき星 | |
23話 | たった1人の戦争 | 第7章 そして艦は行く |
24話 | 遥かなる約束の地 | |
25話 | 終わりなき戦い | |
26話 | 青い星の記憶 | |
宇宙戦艦ヤマト2199-星巡る方舟- |